どうも、恋愛経験も男性経験もないままアラサーになってしまったK子です。
ある日、「あー、誰かと会って暇つぶししたいなぁ」とふと思い立ち、アプリをダウンロード。これが、のちに私の人生を激変させる「怒涛のTinder生活」の幕開けでした。
このシリーズでは、恋愛初心者の私が駆け抜けたリアルな体験(と、今思えば冷や汗ものの失敗)を赤裸々に書いていきます。これからアプリを始めようか迷っている方や、スリリングな実録が好きな方は、ぜひ反面教師としてお楽しみください……!
イケメンパラダイス!?手当たり次第にスワイプした結果
求める条件は25〜35歳。せっかくならイケメンがいい!と鼻息荒く画面を眺めていると……「えっ、顔が良い男、めちゃくちゃおるやん……!」
完全に選り取りみどり状態。テンションが上がった私は、良さげなメンズを手当たり次第に右スワイプしていきました。すると、あれよあれよという間に大量マッチングが発生! メッセージ機能が解放されるやいなや、早速「今から会えませんか!?」というお誘いが。
その中から、LINEを交換して写真を送ってくれた25、6歳の可愛い系の男の子と会ってみることにしました。
「宅飲みしよ?」という甘い罠
相手から提案されたのは、まさかの「宅飲み」。頭の片隅で「いきなり家はマズイんじゃ……?」というアラートが鳴り響きます。
でも、当時の私は謎の無敵モード。「まあ大丈夫っしょ!」という、今考えれば狂気でしかない精神状態で相手の家へと向かったのです。
(※これを読んでいる皆さんは絶対に真似しないでくださいね! 初回は明るい場所・人通りの多いカフェで会うのが鉄則です!)
衝撃の対面。現れたのは「5点満点中2点」の男
インターホンを鳴らし、ドアが開いた瞬間。私の思考はフリーズしました。
「……あれ? なんか写真と印象違くない???」
そこにいたのは、写真のかわいい男の子とは程遠い男性。私の心の中の採点メーターは「5点満点中、2点」を指していました。気まずすぎて顔をまっすぐ見ることすらできず、会話も空返事(笑)。「写真は盛れる。人類は加工技術を進化させすぎた」。この日、K子は身をもって大事な教訓を学びました。
せっかくここまで来たし、すぐ帰るのも悪いか……と、そのまま部屋へ。思ったことを溜め込むと空気が死ぬと思った私は、あえて面白おかしくぶっちゃけてみることにしました。「ねえ、写真と雰囲気全然違うじゃん!(笑)」。相手は苦笑い。それでもせっかくなので、お酒を飲みながら2時間ほどいろんな話に。私がアラサーにして恋愛完全未経験であることを明かすと、彼は目を見開いて驚いていました。
「帰るの面倒くさい」——その一言が、すべての引き金に
楽しい時間はあっという間に過ぎ、気づけば夜の12時。終電の時間です。
少しお酒が回っていた私の頭に、最悪な思考がよぎります。「んー……今から駅まで歩いて電車乗るの、ぶっちゃけ超面倒くさいな……」
そんな私の心の声を見透かしたように、彼が言いました。「……泊まってく?」 「あ、じゃあ、泊まろうかなぁ」
今振り返っても、至って軽率、かつ愚か極まりない判断でした。初対面の相手の家に、終電を逃したからという理由で泊まる——このあと後悔することになるとも知らず、そのまま流されてしまった私です。
「本番はダメ」が通用しない、熱い夜の始まり
ほろ酔いで目を閉じようとした、その瞬間でした。するりと、容赦なく服を脱がされる感触。
ハッと目を開けると、すでに彼も上着を脱ぎ捨て、男の目をして私を見下ろしていました。心臓が跳ね上がります。
お酒のせいで体に力が入らず、それに……どこか男の体を受け入れたい欲求に抗えない自分がいました。いわゆる、されるがまま。だけど、アラサーまで守り続けた一線をこんなところで、というプライドが最後の抵抗を試みさせます。
「待って……こんなところで捨てるのは心の準備が……本番はナシね……っ?」
私の微弱な抵抗を、彼は低い笑い声で一蹴しました。 「そんなの、もう無理だよ(笑)」 そして、熱い肉体が重なり、一気に貫かれました。
優しさなんてカケラもない、脳裏が真っ白になるほどの凄まじい激痛。私の心の中で「終わったーーーーー!!!」という悲鳴と、どこか快感に似た衝撃が響き渡ります。まさか人生初のその瞬間を、この「2点の男」に捧げることになるとは……。
一番の後悔と、「女性が泊まる」ことの本当のリスク
次の日は普通に仕事だというのに、男の欲求は止まりません。少し眠っては襲われ、また激しく求められ……の無限ループ。結局、朝まで一睡もできないまま、濃厚で淫らな夜が明けました。
翌朝、目を覚ましたとき、「……やってしまったなぁ」という後悔が全身を包みました。何事もなく朝を迎えられたとは言い難い一夜でした。初対面でお酒も入った状況で相手の家に泊まることが、どれだけリスクのある行動だったか、身をもって痛感した瞬間です。
これを読んでいるあなたには、絶対に同じ経験をしてほしくないので、声を大にして伝えます。
- 初回は必ず昼間・人通りの多いカフェやランチで会う
- 相手の家、ホテル、人気のない場所には絶対に行かない
- お酒の入る場はリスクが跳ね上がる——「大丈夫っしょ」は禁物
- 終電・帰る時間は最初から余裕を持って設定しておく
- 「断れない」「流されやすい」と自覚があるなら、なおさら事前に決めておく
「男性の言いなりにならない」「自分で場をコントロールする」—これがTinderを楽しく使うための絶対条件だと、K子は初回で全力で学びました。
遅刻出社、そして覚醒へ
次の日は普通に仕事だったにもかかわらず、バタバタと大遅刻で会社へ滑り込みました。デスクに座り、パソコンの画面を見つめながら激しい反省が押し寄せます。「やってしまったなぁ……」
でも、次の瞬間。「……いや、なんかもう、どうでもよくない?(笑)」
私の中で、何かが完全に吹っ切れてしまったのです。張り詰めていたリミッターが、音を立てて崩壊した瞬間でした。
スマホを見ると、画面はTinderでマッチングした別の男性たちからの通知で埋め尽くされています。もともと断れない性格の私は、誘われるがまま、次の男、また次の男へと予定を詰め込んでいくのでした。
この日を境に、私がとんでもないスピードで「経験値」を爆上げしていくことになるとは、まだ誰も知らない──。【怒涛のTinder生活】の始まりです。
(次回へつづく)
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